社会保険労務士法人名南経営リクルーティングサイト

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代表社員 大津章敬からのメッセージ

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 まずは当社のリクルーティングサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ここでは当社の代表社員である大津章敬が、なぜ社労士を志し、この仕事をどのように考えているかをお伝えします。

社労士を志した経緯と仕事への想い

 中学生の頃の私は、理科部に所属するなど、将来は理系の大学に進学し、バイオテクノロジーを専攻しようと考えていました。しかし、高校1年生のときに、社会の先生の影響で労働問題に関心を持ち、「人生においてもっとも多くの時間を費やす仕事をする時間が苦しいものでは、よい人生を過ごすことはできない。労使双方にとって、安心して仕事を頑張ることができる環境を作るような仕事をしたい」と考えるようになりました。

 もっとも昭和の時代の高校ですから、キャリア指導などは当然ありません。そこで考えたのは、弁護士になればこうした問題を解決できるのではないかということ。そこで司法試験に強い大学の法学部に入学し、入学後は司法試験の勉強を始めました。しかし、多くの法曹の先輩と話す中、徐々にそのキャリアに疑問を感じるようになりました。弁護士の仕事は基本的にはトラブルを解決する仕事であり、紛争当事者のいずれか片方に立ち、その利益の極大化をする仕事です。しかし、私が行いたかったのは、労使双方がWin-Winの関係で、労使全体としてよい状況を作ることでした。そこで悩んでいるときに知ったのが人事コンサルタントという仕事であり、その仕事と関係が強い国家資格として社会保険労務士と出会いました。これが大学2年生の冬でした。

 そこから社労士の勉強を開始。学生で(かつ授業の出席をほとんど取らない学部だったこともあり)時間だけはたっぷりあったので、司法試験受験生ばかりの学部の図書館に籠り、社労士試験の勉強を短期集中で行うことで、大学3年生のときに社労士試験に合格することができました。その後、就職活動においては人事コンサルの仕事ができる会社を探していましたが、30年以上も前の時代には、人事コンサル業界は未だ形成されておらず、就職できるようなコンサル会社はほとんどありませんでした。そんな中、たまたま出身地である名古屋に名南経営という会社があり、後の師匠となり、上司となる小山さんが人事コンサル業務を行っていることを知り、新卒で名南経営に入社しました(平成6年)。

 それ以降、高校生のときに抱いた「労使ともに安心して働くことができる会社づくり」という想いを実現するために仕事を続けています。高校生のときになりたかった仕事に就け、長年それを続けていられるというのは幸せなことです。

 ちなみに30歳の頃でしょうか。自らのキャリアに迷いが出たことがありました。それは、いくら目の前の企業の働く環境を改善したとしても、社会を良くすることには繋がらないのではないか。それでもこの仕事をしていてよいのか、それこそ政治家や役人にでもならなければ社会を変えられないのではないかという迷いでした。そのときに考えたのは、いまの仕事でもより社会に影響を与えるためには、自分の考えをより多くのみなさんに知って頂く必要があるということです。それ以降、講演を積極的に受託し、また専門誌の執筆や書籍の出版にも積極的に取り組むようになりました。そうした活動が認められたのか、現在は自社の仕事だけでなく、全国社会保険労務士会連合会の常任理事として、研修と政策提言の責任者、そして働き方改革推進特別委員会の副委員長という役割も頂き、全国の社労士と共に、「人を大切にする企業」づくりから「人を大切にする社会」の実現を目指して活動を行っています。更に近年は内閣府の規制改革推進会議や厚生労働省の労働基準関係法制研究会などでプレゼンを行うような機会にも恵まれ、国の労働政策にも意見を直接述べるような場面も増えています。これからも目の前のお客様の職場を良くするという活動を続けながら、国の政策にも積極的に意見を届け、より良い社会の実現を目指していきたいと考えています。
大津章敬

プロフィール
社会保険労務士・人事労務コンサルタント
経歴
1971年 愛知県名古屋市出身
1990年 私立南山高等学校男子部卒業
1994年 早稲田大学法学部卒業・株式会社名南経営入社
現職
  • 社会保険労務士法人名南経営 代表社員
  • 株式会社名南経営コンサルティング 代表取締役副社長
  • 株式会社名南経営ホールディングス 取締役
  • 全国社会保険労務士会連合会 常任理事 研修委員長・働き方改革特別委員会副委員長・政策提言実行PTリーダー
  • 愛知県社会保険労務士会 常任理事・研修部長
  • 社会保険システム連絡協議会 監事
  • 社会保険労務士稲門会 副会長
 
専門分野
  • 従業員と企業の双方が「この会社で良かった」と思える環境を実現する人事労務コンサルタント。企業の人事制度整備・就業規則策定など人事労務環境整備が専門。中でも社会保険労務士としての労働関係法令の知識を活かし、労働時間制度など最適な制度設計を実施した上で、それを前提とした人事制度の設計を得意とする。その他、中堅・上場企業を中心とした人事労務顧問契約を数多く受託し、企業経営を人と組織の面から支える仕事を行っている。
  • 実務だけではなく、2015年度から3年間、南山大学ビジネス研究科ビジネス専攻(専門職大学院)で講師(人事評価と制度設計)を務め、講演講師としても全国各地で多数登壇している。
  • 全国社会保険労務士会連合会では、2015年度以降、電子化、広報、働き方改革など各種委員を務めており、2022年度には中小企業庁「中小企業・小規模事業者の人材戦略に関する有識者検討会」オブザーバーにも就任。 2023〜24年度は研修と政策提言の責任者を務めている。
専門誌執筆・掲載実績
人事実務・賃金事情・労務事情(産労総合研究所)、経済界(経済界)、日経トップリーダー(日経BP社) 、週刊東洋経済(東洋経済新報社) 、へるすあっぷ21(法研) 、企業実務・月刊ビジネスデータ(日本実業出版社) 月刊ビジネスガイド・SR(日本法令)、月刊企業年金(企業年金連合会)、サンデー毎日(毎日新聞社) 、中部経済新聞など多数

著書
  • 2024年 3月:社会保険労務士の世界がよくわかる本(日本実業出版社)
  • 2018年 2月:2018年版 賃金・労働条件総覧 賃金交渉編(産労総合研究所)
  • 2017年 8月:「経営実学」大全(日本実業出版社)
  • 2017年 4月:社会保険の手続きがサクサクできる本(日本実業出版社)
  • 2017年 3月:2017年版 賃金・労働条件総覧 労働条件編(産労総合研究所)
  • 2016年 8月:中小企業の「人事評価・賃金制度」つくり方・見直し方(日本実業出版社)
  • 2016年 6月:生産性が高い「残業ゼロ職場」のつくり方(日本実業出版社)
  • 2015年 5月:マイナンバー制度の実務と業務フローがわかる本(日本実業出版社)
  • 2015年 5月:労働・社会保障実務講義(早稲田大学出版部)
  • 2012年 8月:スゴイ社労士が教える戦略的仕事術(アニモ出版)
  • 2009年 8月:日本一わかりやすい!人事労務管理相談室(日本法令)
  • 2008年 7月:日本一わかりやすい退職金・適年制度改革実践マニュアル(日本法令)
  • 2008年 7月:退職金・年金・高齢者賃金現状分析(産労総合研究所)
  • 2005年10月:中小企業の退職金・適年制度改革実践マニュアル(日本法令)
  • 2005年 1月:強い会社を作る人事賃金制度改革(日本法令)
  • 2003年12月:タダのソフトで人事・総務の超ラクラク業務改善(日本法令)
  • 2000年10月:タダのソフトと書式で総務・経理の仕事がラクラク(日本法令)
  • 1999年 2月:オーナー企業の賃金制度改革+アウトソーシング(日本法令)
  • 1998年10月:タダのソフトで総務・人事の仕事がラクラク(日本法令)
講演実績
各地経営者協会(愛知、岐阜、三重、長野、茨城など)、各地商工会議所(名古屋、岡崎など)、各地社会保険労務士会(北海道、青森、山形、福島、群馬、栃木、東京、埼玉、千葉、静岡、愛知、三重、岐阜、石川、福井、大阪、兵庫、奈良、岡山、鳥取、島根、山口、徳島、香川、愛媛、福岡、佐賀、熊本、鹿児島など)、金融機関(名古屋銀行、百五銀行など) 中小企業投資育成(名古屋、大阪)、大学(早稲田大学、南山大学、名城大学、愛知学院大学)、その他(日本能率協会、日本フランチャイズチェーン協会、オービック、オービックビジネスコンサルタント(OBC)、PCA、マネーフォワード、SmartHR、リコージャパン、富士ゼロックス、応研、メガコスモ、東京リーガルマインド(LEC)、日本法令等)
 講演風景 大津章敬